プロンプトガイド
Eleven Musicのプロンプトの書き方
Eleven Musicのプロンプトガイド。ElevenLabsのAI作曲で、ジャンル、ムード、楽器、テンポ、年代の指定方法に加え、歌詞、ループ、曲の例も紹介します。
クイックスタート
Eleven Musicで最初のいいプロンプトを作ろう
初心者に必要なことを1分でまとめました。最初に知っておきたいこと、大切なルール、入力するだけのテンプレート、コピーして使えるプロンプトです。
最初に知っておきたいこと
Eleven Musicのプロンプトは、意識していてもいなくても、ジャンル、ムード、楽器、テンポ、制作年代の5つの問いに答えています。決めずに残した部分は、モデルがもっとも平均的な選択で埋めてしまうので、5つすべてを決めましょう。そのうえで、曲がどう展開するかを順番に書き、誰が歌うかも指定します。長さは「長さ」で選び、ボーカルなしにしたいときはインストゥルメンタルをオンにします。アーティストや曲ではなく、サウンドそのものを説明してください。アーティストや曲の名前を挙げたプロンプトや、既存の歌詞を引用したプロンプトは拒否されます。
いちばん大切なルール
5つすべてを決める
ジャンル、ムード、楽器、テンポ、年代を入れます:「1970s disco, euphoric, string stabs and slap bass, 120 BPM」。「upbeat electronic track」のようなあいまいなプロンプトでは、もっとも平均的な仕上がりになります。
アーティストではなく、サウンドを説明する
アーティスト、バンド、曲の名前を挙げたり、「in the style of」で誰かを指定したりしたプロンプトは拒否されます。代わりに、そのサウンドを特徴づけるものを挙げてください。ジャンルと年代、楽器、声、プロダクションです。
アレンジを順番に語る
バンドに指示を出すように書きます:「start with just a drum loop, add the bass after four bars, then bring in the vocals」。構成は小さな言葉に表れます。「just」がないと、モデルがその空白を埋めてしまいます。
誰が歌うか、または歌わないかを書く
声とその歌い方を指定します:「breathy female vocal, conversational verses, the chorus belted」。ボーカルなしにするには、インストゥルメンタルをオンにしてください。
オリジナルの歌詞を持ち込むか、お任せにする
歌詞がなければ、長さに合わせてモデルが自分で書きます。自分の歌詞を使うには、説明の後ろに貼り付けてください。歌う1行を1行にして、長さに合わせた分量にします。
テンプレートに入力しよう
角かっこの部分を自分のアイデアに置き換えてください。不要な部分は省いてもOKです。
[Genre], [tempo] BPM, in [key] — [instruments], [production and space], [mood]. [How the song unfolds, in order]. [Vocals].1980s synth-pop, 112 BPM, in A minor — gated drums, a shimmering arpeggiated synth, a punchy slap bass, glossy stadium reverb, bittersweet and nostalgic. Start with just the synth arpeggio, bring in the drums and bass after four bars, drop to the bass alone before the last chorus, and end on a clean final hit. Breathy female lead vocal, conversational verses, a soaring chorus sung in English.[Genre]スタイル。重要なら年代も添えます:1980s synth-pop、Delta blues、UK garage。[tempo]BPM(1分あたりの拍数)で示す速さ:ゆっくりなバラードなら約70、ダンスなら120、ドラムンベースなら170。[key]Aマイナーなどのキー。他の音楽と重ねるときなど、必要な場合だけ指定します。それ以外は省きましょう。[instruments]主な音を具体的に:muted guitar chops、warm sub bass、brushed drums。[production and space]録音の仕方:close-mic'd、tape saturation、plate reverb、recorded in a stairwell。[mood]雰囲気:wistful、triumphant、eerie、rooftop-at-sunset。[How the song unfolds, in order]バンドへの指示のようなアレンジ:start with just piano、drums enter after eight bars、a big final chorus。[Vocals]誰が、どのように、何語で歌うか:a raspy male vocal、a belted chorus、sung in English。または「Instrumental only」。
まず試したいプロンプト
1行で作るインストゥルメンタル
French house, 122 BPM — filtered disco sample chops, sidechained bass, tight four-on-the-floor kick, rooftop-at-sunset mood, warm analog glueうまくいく理由: ジャンル、テンポ、楽器、プロダクション、ムードを1行で決めています。インストゥルメンタルをオンにして、長さを30秒に設定してください。
バンドへの指示のようにアレンジした曲
UK garage, 132 BPM — start with just a shuffled drum loop, add a warm sub bassline after four bars, then bring in chopped vocal stabs for the drop. Breathy female vocal, conversational verses, the hook sung twice.うまくいく理由: 「Start with just」「after four bars」「then bring in」で曲を時間の流れに沿って組み立て、最後の1文で歌い手を決めています。
ドラムループ
boom bap drum break, 90 BPM, dusty and swung, four bars, no melody — just drumsうまくいく理由: ループのコツは、何を入れないかです。小節数、テンポ、そして「no melody — just drums」を指定します。インストゥルメンタルをオンにして、長さを10秒に設定してください。
ナレーション付きの広告用BGM
Track for a premium running-shoe commercial. Bright, driving and polished, 118 BPM, synth bass and crisp claps. Voiceover only. The script begins: "Every mile starts lighter." End on the brand name "Stride", spoken over a final chord.うまくいく理由: 用途でトーンが決まり、「Voiceover only」で歌い手がナレーション原稿に置き換わります。冒頭の1行は引用符でそのまま指定し、ブランド名は最後のコードに重なります。
自分の歌詞
Bedroom pop about a city at 5am, 96 BPM, A minor — muted guitar chops, soft breakbeat, tape-warm bass. Verse close and conversational, chorus opens wide with stacked harmonies. [Verse] Streetlights blinking out one by one Bakery windows catching the sun [Chorus] We stayed up, we stayed up Long enough to see it start againうまくいく理由: 最初に説明、その後ろにオリジナルの歌詞を、歌う1行を1行にして、シンプルなセクション名を付けて並べます。60秒の曲なら、1番とサビを1回ずつで収まります。
上級編
Eleven Musicの上級プロンプト術
基本に慣れたら試したい、より細かくコントロールするためのテクニックです。
構成:5つの決めごとと、アレンジの流れ
Eleven Music は、次の順番で書いたプロンプトをいちばん読み取りやすくなります。まずジャンル、テンポ、キー。次に楽器、プロダクション、ムード。続いて時間順のアレンジ。最後にボーカルです。すべてを1つのプロンプトにまとめて書きましょう。
短くて印象的なプロンプトは、自由で意外性のある仕上がりになります。詳しく書けば、思い通りにコントロールできます。こだわりたい部分だけを指定して、それ以外は余白を残しましょう。用途をプロンプトにするのも有効です。「スニーカー広告用のトラック」や「ナレーション付きの穏やかな瞑想用音楽」と書けば、モデルがふさわしいトーンと構成を選んでくれます。
- 無音やシンプルなパートは明記しましょう。書かないとモデルが埋めてしまいます。例:「ドラムだけ」「ピアノソロ」「バンドが2小節だけ抜ける」。
- 編集でカットしやすい終わり方を指定しましょう。例:「最後はきれいな一撃で終わる」「1つの和音が長く響いて終わる」。
- シリーズの複数トラックにまとまりを出すには、ジャンル、テンポ、キー、楽器の記述を、毎回のプロンプトで一字一句同じにして使い回しましょう。
アーティスト名ではなく、サウンドを描写する
Eleven Music は、アーティスト、バンド、曲の名前を含むプロンプトや、既存曲の歌詞を引用したプロンプトを受け付けません。「〜風」のように誰かの名前を出すのも、名前を挙げたことになります。拒否された生成はブロックされ、返金されます。
イメージしているサウンドを分解して、1つずつ描写しましょう。ジャンルと時代、楽器とその音色、テンポ、声の種類と歌い方、そしてレコードのプロダクションです。音楽評論家が書くような、レコードの的確な描写こそが必要なプロンプトです。名前を出すよりも、サウンドをうまく言い表せることも少なくありません。
- 時代とシーンを挙げましょう。例:「1970年代後半のニューヨーク・ディスコ」「1990年代前半のオルタナティブ・ロック」「1960年代のデトロイト・ソウル」。
- 声を描写しましょう。例:「ゆったりしたビブラートのかかったスモーキーなコントラルト」「鼻にかかった、語るような男性ボーカル」「ハーモニーを重ねた明るいポップボーカル」。
- プロダクションを描写しましょう。例:「響きのないデッドな部屋で録った、テープ飽和のドラム」「サイドチェインのかかった艶のあるシンセ」「ローファイな4トラックのヒスノイズ」。
- 特徴的な音を挙げましょう。例:「トークボックスのリード」「轟く808ベース」「うねるオルガン」「トレモロを深くかけた、ビヨンビヨンと響くバリトンギター」。
- 曲名の代わりに、曲の内容を伝えましょう。例:「夜に小さな町を出ていく歌」。
名前を出さず、描写したサウンド
Early-1990s alternative rock, 120 BPM — a clean, chorused guitar in the verses that explodes into fuzzy distortion in the chorus, a loose, heavy drummer, a thick, overdriven bass, recorded live in a small room. Restless and raw. Quiet verse, explosive chorus, quiet verse, explosive chorus, then a feedback-drenched ending. A raspy, strained male vocal, mumbled in the verses and screamed in the chorus.うまくいく理由: バンド名は出していませんが、時代、静と動のダイナミクス、ギターの音色、部屋の響き、声の描写で、サウンドを正確に伝えています。
テンポ、キー、時代
テンポはBPMで書き、必要ならキーも添えましょう。例:「128 BPM、Fマイナー」。モデルは両方をかなり正確に守るので、ほかの音楽と重ねて使えます。
時代を指定すると、プロダクション全体の質感が決まります。例:「スラップバックエコーのかかった1950年代のロックンロール」「1990年代のジャングル」。1つのトラックの中で時代を変えることもでき、つなぎ目も自然に仕上がります。
1つのメロディで巡る、100年分の録音史
one melody carried through a century of recording, without stopping — it starts on a crackling 1920s gramophone as hot jazz, turns into 1950s rock and roll with slapback echo, blooms into 1970s disco, gets swallowed by a 1990s jungle rave, and lands in the present as glossy hyperpop. The same tune the whole way.うまくいく理由: 時代ごとに録音の音色が違います。プロンプトで変化を順番に語ることで、つなぎ目が滑らかになります。長さは長めに設定しましょう。
プロダクションと空間
プロダクションを表す言葉は、楽器と同じくらい曲の聴こえ方を左右します。言葉が見つからないときは、部屋を描写しましょう。例:「階段の吹き抜けで録音したような音」。
ムードを表す言葉は、抽象的なもの(「不気味」「不吉」)も、具体的な音楽用語(「脈打つサブベースの上で不協和なバイオリンが甲高く鳴る」)も使えます。
| 入力する言葉 | 効果 |
|---|---|
sidechained | キックドラムが鳴るたびに音楽が引っ込む、ダンスミュージック特有のポンピング感。 |
close-mic'd | 音源のすぐそばで録音した、親密で細部まで聴こえる音。 |
bone-dry | リバーブがまったくない状態。 |
tape saturation | 温かく、少しコンプレッションのかかったアナログ感。 |
plate reverb | 滑らかで明るいリバーブ。ボーカルやスネアの定番です。 |
tape echo throws | 単語や音の一撃が、テープディレイで繰り返される効果。 |
wow and flutter | 古いテープ特有の、わずかな音程の揺れ。 |
dusty vinyl crackle | 古いレコードのスクラッチノイズ。 |
dead room | 吸音材で覆われた、反響のない小さな部屋。 |
gospel room | 大きく響く、教会のような音。 |
warm analog glue | アナログ機材に通したように、ひとまとまりに聴こえるミックス。 |
ボーカルと歌詞
デフォルトでは、プロンプトにボーカルが付き、歌詞は長さに合わせてモデルが書きます。声とその歌い方を描写しましょう。ささやくような、張り上げる、息づかいの多い、荒々しい、ライブ感のある、会話のような、無表情な、攻撃的な、グリッチするような、ハーモニーを重ねた、などです。複数の歌い手なら「2人がCでハーモニーを歌う」のように書きます。言語も指定しましょう。例:「日本語で歌う」。
自分の歌詞を使う場合は、説明文の後ろに、歌う1行を1行ずつ書き、[Verse] や [Chorus] のようなシンプルなセクション名を付けます。歌詞はオリジナルのものに限ります。長さに合わせた分量にしましょう。30秒のクリップなら、1番かサビのどちらか1つが目安で、曲まるごとは入りません。
- ボーカルが入るタイミングは言葉で指定できます。例:「歌詞は15秒から始まる」「1:45以降はインストのみ」。
- インストゥルメンタルをオンにしたまま歌詞を送ったり、「インストゥルメンタル」と歌い手を両方書いたりしないでください。2つの指示がぶつかってしまいます。
- ジングルなら、歌わせたい言葉を引用し、入る位置も伝えましょう。例:最後に明るい女性ボーカルが「Morning Bean」と歌う。
日本語の曲
1980s Japanese city pop, 104 BPM, in E major — glossy electric piano, slap bass, bright brass stabs, clean funky guitar, a polished studio sheen, a carefree late-summer drive mood. Start with the brass hook, settle into a laid-back verse, then lift into a big, sunny chorus. Smooth female vocal, sung in Japanese, with airy backing harmonies in the chorus.うまくいく理由: ジャンル、時代、楽器でサウンドが決まり、アレンジで曲に形ができます。言語を指定すれば、モデルが書く歌詞の言語も決まります。
ループ、ステム、サウンドデザイン
ループ用のプロンプトは、除外が肝心です。小節数、BPM、キーを伝えたうえで、使わないものを指定します。例:「4小節、メロディなし、ドラムのみ」。
単独のパートにしたいときは、楽器の前に「ソロ」(「Cマイナーのピアノソロ、72 BPM、柔らかく親密」)、声の前に「アカペラ」(「男性コーラスのアカペラ、90 BPM、Dメジャー」)を付け、キー、テンポ、トーンも書きます。
音楽ではない音も作れます。実際にある音を選び、本来ないはずの性質を1つ加えて、結果をシンプルに描写しましょう。
拍子を刻む嵐
a thunderstorm in 6/8 — thunder lands on the downbeat, rain fills the offbeats, distant lightning as crash cymbalsうまくいく理由: 実在の音に、本来ないはずの性質である拍子を1つ与え、嵐の各要素を小節内の位置に割り当てています。インストゥルメンタルをオンにしてください。
広告や動画向けの音楽
広告なら、用途とエネルギー感を伝えてから「ナレーションのみ」と書き、冒頭のセリフをそのまま引用し、ブランド名が入る位置を指定します。
動画にBGMを付けるときは、編集尺と同じかそれ以上の長さを選び、エディターで曲を尺に合わせてトリミングしましょう。アレンジは、カットしやすい終わり方にします。
よくある間違い
避けたい書き方と、おすすめの書き方
避けたい書き方: アーティスト、バンド、曲の名前や、「〜風」といった誰かの名前を使った指定。
おすすめの書き方: そのサウンドを形づくるジャンル、時代、楽器、声、プロダクション。
避けたい書き方: 既存曲の歌詞。
おすすめの書き方: オリジナルの歌詞、または歌詞なし。その場合はモデルが自分で書きます。
避けたい書き方: 5つの決めごとをモデル任せにした、あいまいなプロンプト。
upbeat electronic trackおすすめの書き方: ジャンル、ムード、楽器、テンポ、時代をすべて指定する。
Melodic house, 124 BPM, in G minor — rolling sub bass, crisp four-on-the-floor kick, plucked synth arpeggios, airy pads, polished modern production, euphoric late-night mood.避けたい書き方: 無音を暗黙のままにしておく。
A drum intro, then the full band comes in.おすすめの書き方: シンプルなパートは「だけ」を使って書き込む。
Start with just drums for four bars, then bring in the bass, then the full band.避けたい書き方: Instrumentalをオンにしたまま歌詞を入れる、または「instrumental」と歌い手の両方を指定する。
おすすめの書き方: どちらか一方にする。
避けたい書き方: 短いクリップに1曲分の歌詞を入れる。
おすすめの書き方: Durationに合わせた長さの歌詞にする。30秒のクリップなら1番かサビ1回分。
避けたい書き方: プロンプト内の @。
おすすめの書き方: 言葉だけで書く。Mageは @ に続く文字を保存済みのハンドルとして読み取り、保存していない場合は生成を停止します。
よくある質問
Eleven Musicのプロンプトに関する質問
Eleven Musicのプロンプトが拒否されたのはなぜ?
アーティスト名を出さずに、そのサウンドを再現するには?
Eleven Musicのプロンプトはどのくらいの長さがいい?
Eleven Musicに自作の歌詞を歌わせられる?
Eleven Musicでインスト曲を作るには?
Eleven MusicはBPMやキーに従う?
Eleven Musicでループや効果音も作れる?
プロンプトガイド
ほかのプロンプトガイド
Eleven Speechのプロンプトの書き方
Eleven Speechのプロンプトガイド。[whispers] や [laughs] などのオーディオタグ、間、発音を使ってElevenLabs v4を演出する方法と、ナレーションの例を紹介します。
Seed Audioのプロンプトの書き方
Seed Audio のプロンプトの書き方。クイックスタート、穴埋めテンプレート、声、タイミング指定のセリフ、保存した声、BGM、効果音のコツを紹介します。
Animaのプロンプトの書き方
MageでAnimaにプロンプトを入力するコツ:Danbooruタグの順番、レーティングタグ、強めのウェイト、エスケープした括弧、キャラクターやシーンのAnimaプロンプト例を紹介します。
Chromaのプロンプトの書き方
画像生成AI Chroma のプロンプトガイド:キャプション形式の1段落で指示する方法、ネガティブプロンプトの使い方、ステップ数とガイダンスの調整、コピーして使えるプロンプト例を紹介します。
Flux 2のプロンプトの書き方
Flux 2 プロンプトガイド:被写体を先頭に置く語順、JSONプロンプト、16進数のカラーコード指定、複数画像の編集で、画像生成AI Flux 2 Dev を使いこなす方法を例つきで解説します。
GPT Image 2のプロンプトの書き方
GPT Image 2 プロンプトガイド:正確なテキスト、細かな編集、一貫したキャラクターのために、GPT Image 2.5 の Flare と Sunburst でプロンプトを書くコツを、例つきで紹介します。

Eleven Music v2.5で最初の音声を作ろう
新規アカウントには、Eleven Music v2.5を試せる300 Gemが無料で付与されます。インストール不要、クレジットカードも不要です。
Eleven Music v2.5を試す